元教習所の先生が綴る日記

元二輪教習所の先生が、教習所に関する情報や日々のことを発信するブログです!

学科試験の合格率を上げるための勉強方法とは?

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学科試験をこれから受験される方へ。

 

学科試験の勉強法が分からない。
ぶっちゃけ簡単?難しい?

といった疑問について元教習所の先生が解説します。 

 

 


学科試験の難易度は?

「合格率」いわゆる確率の観点から見ると、学科試験は難しいです・・・。


僕が教習所で働いていたときの合格率でいうと50%もあれば良い方でした。

噂で聞いたことがある方もいるかもしれないですが、学科試験の難易度は受ける都道府県によって変わります。

合格率が低いので有名なのは愛知県です。やはり事故が多い県の学科試験は難しくなる傾向にあります。

 

と、これから学科試験を受ける方に不安要素しか与えてない記事になってますね(笑)
しかし、冒頭で書いた通りあくまでも「確率的には難しい」だけです。

高校・大学の受験では他の受験生と点数を競う形になると思うのですが、運転免許の学科試験は誰とも競いません。
自分が合格点数(90点以上)を取れれば合格することができます。

当然勉強しなければ受かりませんし、普通に勉強すれば受かるレベルです。

ではどのように勉強をすれば良いのか・・・。

 

勉強方法はコレ!

問題を暗記する

これが一番の近道だと思います。

実は僕、学科試験に2回落ちています\(^o^)/
流石に3回目はお金もかかるし、時間もかかるし嫌だなと思い「1日だけ」勉強し、合格することができました。


そのときの勉強法が「問題を暗記する」というやり方です。

 

先生になってから暗記は理に適った方法だと気づいたのですが、その理由については

「学科試験はひっかけ問題がいっぱい出てくるから」です。

いくら教科書の内容を覚えていても、ひっかけ問題に一切引っかからずに正解するのは相当難しいです。

例えば、「夜間の運転は危険なので気を付けて運転しなければならない」という問題
正解はバツ


・・・は? となったと思います。

夜間にかかわらず、日中も気を付けなければならないという理由から上記の問題ではバツになります。

こんな問題、いくら教科書の内容を真面目に勉強してても解けないですよね。
なので、よく出る問題を片っ端から覚えた方が合格率は格段に上がるというわけです。

 

教習所のホームページで模擬試験を受けられるシステムがある方はそれを。

ない方は書店などで問題集を購入しとりあえず問題を解きまくりましょう!


また先生に「出やすいひっかけ問題を教えてくれ」と質問してみるのもアリ。

 

試験中に気を付けること

イラスト問題を落とすと大ダメージ

ラスト5問はイラスト問題になるのですが、1つのイラストに対して3つの問題があります。
そのうち1つでも回答を間違えると2点のマイナスになります。

イラスト問題の難易度はそこまで高くないので、落ち着いて回答しましょう。

 

焦らず、ゆっくり問題を解くこと

学科試験は制限時間50分、問題数95問。

やはり制限時間があると焦って問題を流し読みしてしまいがちなのですが、50分で95問は余裕で時間が余ります。

早く終わらせて残り時間を見直しに使うというのは個人的にはオススメしません!

何故なら問題を深読みしすぎて全てがひっかけ問題に見えてきます・・・。考えすぎて分からなくなるという\(^o^)/

なので見直しをしなくて良いように、1つ1つの問題をじっくり考えて解いていきましょう!

 

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とにかく勉強するのみです・・・

やはり学科試験に合格するには勉強するしかありません。

 

試験を受けるのも無料ではないので僕のように無駄にお金を払う人が少しでも減ることを願っています・・・(笑)